では、考えてみてください。

コップ一杯（200cc）の「黒豆煮汁」を作るために30ｇの黒豆を使ったとして、煮汁をとった後に残る黒豆の重量は約72ｇにもなります（水分を含んで約2.4倍に膨らみます）。

毎日「黒豆煮汁」を飲むと考えると、毎日72ｇの黒豆ができてしまいます。

毎日甘煮や黒豆ごはんではかえってストレスを感じませんか？

でも捨てるなんてもったいない！実は「黒豆煮汁」を飲んでいる方の多くは、この煮汁を摂った後の黒豆の処理に悩んで途中でやめてしまっています。

だからといって缶タイプの黒豆煮汁を購入するのはいかがなものでしょうか。缶タイプには日持ちさせるために「レトルト殺菌」をしています。

しかも安定化させるために、クエン酸などが入っている場合もあります。賞味期限が一年以上持つのは高熱で殺菌しているからです。

でも実は「黒豆アントシアニン」は熱に非常に弱い成分です。レトルト殺菌の熱量には耐えられません。

ですから、「缶タイプ」の黒豆煮汁は、本来であれば含まれているはずの多くの「黒豆アントシアニン」が壊れた状態で販売されています。

「黒豆アントシアニン」を壊さず飲むには、煮出した後は熱をかけずに、早く飲むことです。

当店ではこの黒豆アントシアニンを減らさないようにそのまま飲んでもらおうと、試行錯誤して考え出したのが、煮出しタイプの黒豆煮汁だったのです。