緑米という名前から「緑色のお米かな?」と想像できますが、実際その通りです。
もっと詳しく言うと、「緑米」は全国でも生産量が少ない貴重な品種(古代米)で、緑色の玄米の皮の部分にはクロロフィルという緑黄色野菜に含まれている成分が含まれているため、緑色をしています。
そんな緑米なので、販売しているところはかなり少なくて、多くは生産年度が不明だったり、産地が不明だったりとなかなか安心できる緑米を販売しているところが少ないのが実情です。
当店の「緑米」は令和6年産(群馬県産)です。
味はおいしいんですよ。緑米はもち米なので、すごくモチモチして美味しいんです。しかも緑米の玄米部分は非常に柔らかくて白米のように普通に食べられるんです。是非お試しください。

緑米は玄米のまま食べられるとってもヘルシーな古代米です。もち米なのでモチモチした食感があるのは当然のこと、さらに水分をしっかりと抱え込んでいるようなみずみずしさまであるんです。
また緑米玄米にはビタミン・ミネラルが残さず含まれています。ご飯を炊くときに一合に大さじ1杯程度入れて炊くだけで、ふっくらモチモチの緑米ごはんが簡単にできるんです。
項目 |
緑米 |
白米 |
カルシウム(mg/100g) |
15.0 |
6.0 |
マグネシウム(mg/100g) |
126 |
33 |
カリウム(mg/100g) |
255 |
110 |
鉄(mg/100g) |
1.66 |
0.5 |
ビタミンB群(mg/100g) |
0.55 |
0.12 |

ここで、ちょっと話がわき道にそれますが、「古代米」という言葉を耳にしたことがありますか
古代米っていうのは、稲の原種である野生稲の特徴を受け継いでいる米(稲)のことです。
【特徴】
●玄米の色が赤や黒、緑など有色米
●稲穂の一粒一粒に針のように亡(のぎ)を持つものが多い。
●生命カが極めて強い。
●背丈が1.5メートル以上にもなるので倒伏しやすい。
●実りのころ、籾がひとりでにこぽれ落ちてしまう。
●現代米に比べて収穫量は半分以下と少ない。
●古代米は種皮の色が付いた玄米で食べます。
「緑米」はもちろん「古代米」の一種です。ですから、同じ面積の田んぼに現代米と同じように植えても、収穫できるのはわずかに半分にも減ってしまうのです。

生産農家との契約栽培ですので、他店よりも良い状態の古代米をお届けしなければいけません。あの生産者の米はよくない、と言う声は生産者には聞かせたくありません。
ですから、当店では全ての米粒を一粒一粒手で選別しております。白米の混入や色落ちなど、熟練の人の目でチェックして一粒一粒手で取り除いています。
生産者のこだわりをそのままお客様にお届けするために、大事な作業と思っています。
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生産者は群馬県の農家「小林 博泰」さんです。小林さんはお米にかけては妥協のない人です。旅行で旅をしていても綺麗な稲を見たら、かじりついて目を放しません。また、旅先で美味しいお米を食べたら、種を分けてもらって自分のところでも栽培してしまうほどです。
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おいしいお米を作るのが楽しみだ。うちのお米はどこにも負けない自身があるんだよ。今うちでは毎日緑米を入れて炊いているんだよね~。これがまたおいしい~。ぜんぜんあきねぇんだぁ~。絶対食べてみてよ~。 |
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そんな小林さんは「食味」(お米の美味しさを数値であらわしたもの)についても妥協はありません。
普通のコシヒカリは「食味80」があるとおいしいと言われるところで、小林さんの作ったお米は「食味89」(2022年産新米)まで達しています。
※「食味」は数値が大きいほど美味しいと考えてください。
「食味」の高いお米は、食べた時の味が全然違います。そんな小林さんが自身をもって育て上げたお米「緑米」はどこにもない美味しさの「緑米」なんです。
[おすすめ] 緑米ごはん
緑米には、特に「クロロフィル」が含まれています。ですが、お米の色を変えることなく、緑米の部分だけが緑色に染まるだけです。
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白米にちょっと緑米を入れるだけで、モチモチ美味しいご飯に早代わりです。 |
[作り方] 緑米ごはん
[1] 白米を3合はかり、緑米を大さじ3杯入れる。
[2] よく洗う。若干水を増やしておく
[3] 炊飯器のスイッチON!
[4] 完成
すごく簡単ですが…。普通の白米の上に少し緑米を足すだけでOKです。若干水を増やすのが美味しい緑米ごはんを炊くコツです。
玄米のご飯を食べると玄米を入れすぎると、口の中がもそもそしますが、緑米は玄米が柔らかいので、もそもそすることなく、違和感なく食べられます。

当店の『古代米』はすべて酸素を遮断する密封包材に入れて、真空パックしております。
真空パックする際に、脱酸素材(エージレス)を封入しておりますので、袋の内部は酸素が無くなり、保存中もそのまま酸素が無い状態で維持できています。
ですから、開封するまで、いつでも新鮮な風味を保っています。
しかも便利なチャック付袋で保存にも便利です。
酸素を抜いた真空包装をすることで以下のようなメリットがあります。
1)開封するまで酸化しないので、開封するまでいつでも新鮮です。
2)袋の中には酸素が無いので、開封するまで常温で保管していても「カビ」が発生しません。
3)同じく酸素が無いので、開封するまで常温保管でも、害虫が発生しません。
開封後も袋のチャックをして、常温で保管していただき、適時必要量をお使いください。
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