北海道産の大手亡豆(令和5年産)です。当店の大手亡豆は別名『雪手亡豆』と言われるほど白い色が特徴です。
大手亡豆というお豆をご存知ですか。手亡豆は種皮の色が白いいんげん豆です。大福豆や白花豆と並んで、通称『白インゲン豆』と呼ばれることもあります。
明治時代に北海道の十勝地方で栽培されたのが始まりです。『手亡(てぼう)』の名前の由来は、普通の豆は蔓がのびたら支柱にする「手竹」が必要なのですが、手亡は半蔓性だったので、この支柱(手竹)がいらなかったことから、「手竹のいらない豆」すなわち「手亡豆」になったようです。
粒の大きさによって「大手亡豆」、「中手亡豆」、「小手亡豆」とありますが、中小の大きさの手亡豆は次第に無くなって、現在は大手亡豆が主流となりました。
皆さんがよくご存知の使われ方としては、アンパンなどの白餡の餡です。でも手亡豆はさっぱりとして炊き方も簡単ですから、実は色々な料理に非常に使いやすいです。
特にサラダや煮物にちょっと入れるだけでおいしい新メニューが簡単にアレンジできます。クセが無いお豆なので、特に小さいお子様でもすんなりと食べてしまいます。レシピのイメージとしては、じゃがいもの代わりに手亡豆を使うようなイメージです。カレーやシチューなどは相性ぴったりです。
豆専門店として他店よりも良い状態の豆をお届けするために、全ての豆を一粒一粒手で選別しています。割れや石豆(硬くて水戻ししても膨らまない豆)は人の目で見て取り除いています。
白いんげん豆である『手亡豆』は年産が古いものは黄色く変色してきます。もちろん味も落ちています。当店で扱う手亡豆は令和5年産です。
ですから黄色い着色はまだ発生していません。しかし、そんな新豆の中でも少し形のゆがんだ豆や少しくすんだ色の豆は全て取り除いてからパック詰めしています。
当店の『豆』はすべて酸素を遮断する密封包材に入れて、真空パックしております。
真空パックする際に、脱酸素材(エージレス)を封入しておりますので、袋の内部は酸素が無くなり、保存中もそのまま酸素が無い状態で維持できています。
ですから、豆の成分が酸化することなく、いつでも新鮮な風味を保っています。
しかも便利なチャック付袋で保存にも便利です。
酸素を抜いた真空包装をすることで以下のようなメリットがあります。
1)開封するまで豆が酸化しないので、開封するまでいつでも新鮮です。
2)袋の中には酸素が無いので、開封するまで常温で保管していても「カビ」が発生しません。
3)同じく酸素が無いので、開封するまで常温保管でも、害虫が発生しません。
開封後も袋のチャックをして、常温で保管していただき、適時必要量をお使いください。
豆の中の脂分が酸化するとせっかくのおいしいお豆の風味が損なわれてしまいます。ですから当店では、酸素バリアー包材を採用して、脱酸素材を封入してお豆の酸化を防いでいます。だからこそ、当店のお豆は開封時にいつでも新鮮なお豆の風味がするのです。
|