ここでご紹介するインゲン豆はカナダ産の「レッドキドニー(ダークレッドキドニー)」というお豆です。チリコンカンやタコスなど南米の料理でよく使われています。
日本ではサラダやカレーに使われています。
紅い色をしたインゲン豆で、皮がしっかりとして炊き崩れが少ないのが特徴です。クセがなくさっぱりと召し上がれることもサラダに使われる理由です。
当店ではレッドキドニーの中でも赤い色が特に強いダークレッドキドニーの取り扱いです。

日本では栽培されていないため、レッドキドニーは全て海外産となります。
レッドキドニー=赤いんげん豆
ともいうため、たまに金時豆のことをレッドキドニーと呼ぶ方がいますが、正確にはこれは間違いです。金時豆とレッドキドニーはどちらもインゲン豆ですが、味、風味、皮の固さ、値段さえ全然違います。

【レッドキドニー】カナダ産
全て輸入のため、すぐに新豆が流通するわけではありません。国内在庫が少なくなってきたら輸入されるため、国産の豆類と比べて基本的に新豆の切り替わり時期は遅くなります。その年の消費によって輸入時期が決まります。そのため、今、一番新しいレッドキドニー(ダークレッドキドニー)は2021年(令和3年産)産となります。
たまにスーパーでは水煮の缶詰が販売されていることがありますが、やはり水煮缶と生豆では全く味が違います。豆の甘味や風味など缶詰では残っていないレッドキドニーのおいしい部分を味わうには、やはり生豆からの調理をおすすめします。
気をつけなければいけないのは、スーパーの水煮缶の中には稀に「レッドキドニー(きんとき豆)」と記載されているものがあります。これは金時豆ですので、決して間違わないように注意しましょう。
金時豆を煮込み料理に使うと皮が破れて中身のでんぷん質が外へ流れ出て食べるところがなくなってしまいますので。
よく「レッドキドニー」と「金時豆」はどこが違うのか?と聞かれますが、同じ赤いいんげん豆なのですが、「皮の硬さ」と「豆の風味」などが全く違います。簡単に言えば、豆の味が違うということです。
レッドキドニーは皮がしっかりしているので、煮込み料理に豆の形を残したまま調理できますが、金時豆では崩れてしまいます。
また、金時豆は独特の風味があるので、サラダなどに使うと具材によってはバランスが崩れてしまいます。
両者は調理する内容によって使い分けるとそれぞれがおいしくいただくます。

豆料理が得意な方も、今日からスタートという方もご安心ください。当店では、原穀(生豆)商品には、すべて簡単豆レシピをお付けしております。
「豆を戻すときの水の量は?」とか、「豆を戻すときの水浸けする時間は?」とか今日からスタートする方でも、レシピどおりに一つ一つやっていけば、簡単に豆料理が完成します。
また、「今日から早速豆料理をしたいのだけど、どんな料理にしたらいいのかしら?」という場合でも、簡単レシピで、まずは1品、2品は完成です。
簡単レシピを足がかりに、家族がお好きな具材や味付けを加えていって、すぐにオリジナルのアレンジ豆料理にステップアップです。
また、調理中に分からないことがあったら、いつでもお電話ください。お気軽にご相談していただければ、スタッフもうれしく思います。
お電話:086-430-0280
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